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管理人の日常とか妄想を綴るトコです。いただいたコメントには、ブログのコメント機能で返信しております。
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全然支度が整ってないのですが
もう明後日東京にとぶので、ギリギリで申し訳ないのですが告知をしにきました。

5月3日 SuperComicCity 
東2ホール ヒ16a 桃尻愛射主義で参加です!

とりあえず当スペースの目新しい発行物は三つほど;


「Love is Cage」

L凌辱アンソロジー
1500円 A5サイズ 174ページ
※詳細は告知サイトをご覧下さい。


Lトランプ+Lすごろく

400円

※すごろくはミニ版です
トランプは同じ絵柄のものが4枚×13種+キラ(ジョーカー)になります。
ちょびっとしかないので、通販とかはしないですが
カードのイラストとか、色んな方に素敵なものを寄せていただいて作ってるので、勿体無いので販売いたします~


「ビター*スイート・ハニーシロップ」

100円くらい…?
A5サイズ コピー本 ※小説

Lたんが女の子だったらみたいなif小説です。
ま、まだ表紙のデザインも決まってないけど
多分出すよ…。い、今から…、が、頑張る…
今更ですいません(本当に…)
通販はしないけど、アンソロ通販予約いただいたかたでもしほしい方いましたら、言っていただければ同封しますー;
ほんのちょっとしか作らないのでなくなったらすみません。

一応、続きのところに、文章サンプルを載せておきますですよろしく~!


「月くんにお話しておくことがあります」

手錠で繋がれたその日の夜、僕らに割り当てられたホテルのツインルームに戻ってから竜崎が言った。


「ん?何?」
「こうして一緒に生活していればいずれ月くんにも知られると思うので、先に断っておきますが、私は遺伝子学上はフィーメイル…女性です。ですが、脳の構造は男性で、いわゆる性同一性障害というやつです。捜査員の皆さんには私は男性ということで通してありますので、月くんも私のことは男性として扱ってください」

「…は?」


 目が点になった。
 え。だって…え?
 女性?竜崎が女性?

「で、でも、肩幅…とか…手足…大きいし、あと、こ、声も。喉仏あるし…」
「…第二次性徴が顕れる頃からホルモン剤を投与してきたので…。聞きたい事はそれだけですか?ではもう休んでください」

 竜崎はそう言うと部屋の明かりを落としてベッドにもぐりこんだ。
 これ以上の質問は許さないという態度で。

 …いや、聞きたいことはいくらでもあるけど…例えば、恋愛対象は?セックスは?…とか。…そんな、竜崎が、女?

 僕は着替えるとベッドに潜り込んでぐらぐらする頭を抱えた。
 
 一目惚れだった。
 多分、最初に見たときから好きだった。
 同性だからと最初は諦めようともしたけど、諦め切れなかった…毎晩夢に見た。
 手錠で繋がった時、もう我慢できないと思った…告白しようと。触れたい。抱きしめたい。キスしたい、肌を重ねたい…そう告げるつもりだった。
 竜崎が話があると言い出さなければ、僕が告白してた。

 まずい。どうしよう。
 先に釘を刺された…気がする。
 実は女性だと打ち明けられてから僕が告白したのでは、まるで…女の子と手錠で繋がったのを幸い、手を出そうとしてるみたいじゃないか。
 しかも性同一性障害だって?
 あんまり詳しくないけど、身体と心の性が食い違ってるってやつだよね…逆バージョンだと、おかまって呼ばれたりするあれか。
 じゃあ竜崎は、心は男性ってことで…恋愛対象は女性か…。

 はあああ…。僕はシーツに向かって深くため息をついた。
 せめても、先に僕が告白していたら少しは違ったかもしれないのに。

 

 翌日、捜査は特に進展しないまま、また僕らは部屋に戻った。

「竜崎、お風呂に入りたいんだけど…これ、どうするの」
 手錠を持ち上げてジャラリと揺らすと、彼…は、指をくわえた。

「着替えの時だけは外して差し上げます。ですが、浴室内でも手錠と私の監視下から自由にして差し上げることはできません」
「え…じゃあ一緒に入るってこと?」
「…そうですね…私もいつまでも入浴しないわけには行きませんし」
「ちょ…ッ…」

 それはまずいだろ!?

 僕は竜崎の肩を掴みかけてあわてて手を引っ込めた。

「風呂に入る前に、僕のほうからも一つ、告白しておきたいことがあるんだけど」
「なんですか?月くんも実は女性だったとか」
「違う。僕は…お前のことが好きだ」

 竜崎はしばらく口を閉ざして僕を見た。それからため息。

「月くんの大学での女癖の悪さを見るにつけ、少し危惧してはいたのですが、本当にこんな私にまで手を出そうとするとは…。ゆうべ打ち明けてから一晩しか経ってないのにもう私を好きになったんですか?どうも恋愛に関しては我々の価値観が合うことはないようですね」
「ち、違う!」
 僕はあわてた。案の定勘違いされている。
 それにしても、竜崎の言うことももっともだ…大学で僕は何であんなに女の子をとっかえひっかえしてたんだろう。若気の至りだろうか…どう考えても自分の行動に共感できない。悪い夢みたいだ。

「違うんだ竜崎…ゆうべお前に打ち明けられなければ、僕の方が先に告白するつもりだった。最初会った時から好きだった…一目ぼれだと思う。お前が女性だったとかそんなの関係ない…お前が、好きなんだ」
「……その言葉を信じるとでも?」
「…そう簡単だとは思ってないよ」

 僕は苦笑して肩をすくめた。

「でも、忠告しておこうと思って…僕はお前が好きだから、一緒にお風呂なんて入ったら、それこそ…欲情しちゃうかもって」
「…そう言われましてもね」
 竜崎は憂鬱そうな表情になった。

「今はキラ事件捜査が最優先です…。私の貞操については月くんの紳士な面を信じるしかありません」
「…分かった、紳士でいる」

 嫌われるのはまっぴらだし、僕は素直にうなずいた。

 というわけで、僕らは服を脱ぐ時だけ手錠を外して、また繋いで、そろって浴室に入った。

 横目でちらりと竜崎を見たけど、本当に…ない。男性であればあるはずのものが…。
 アンダーヘアは薄くて、茂りの奥の割れ目が見えそうで僕はあわてて目をそらした。
 もっとも、身体の他の場所は華奢だけど僕とそんなに変わらなくて、胸も全然なかったし、ホルモン投与してたって言ってただけあって男性とそれほど差がなかった。

 きっと僕の顔は真っ赤になってる。
 身体を洗いながら隣の竜崎をちょっと見ると、あろうことか、僕があんなに必死で目をそらしたのに、竜崎は僕の股間をガン見していた。

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