ちょっと前なんだけど宮部みゆきの「クロスファイア」文庫版を読んだよ！


主人公は強力なパイロキネシスであり、(火をつける能力らすい…）好きなところに自在に火をつけられる。人間も一瞬にして焼き殺してしまう。
しかもキラも真っ青の断罪人で、悪人を見つけたら即焼き殺す。追っかけて殺す。周囲も巻き添えにする。建物も焼き払う。
そんな…若くて美人なお姉ちゃんが主人公なのだけども･･･
読んでてまったく感情移入できず、この主人公に早く死んで欲しいと思ってしまった…悪人だけを殺すならいいけどそれほどでもない普通の人とか巻き添えにしすぎなんですよ…すっげえ怖かった…しかも燃える描写がリアルで怖えええんですよ･･･(￣Д￣;)

うわあ。と思ってたら案の定、解説に「DEATHNOTEの夜神月」の文字が・・・
しかも「高校生・夜神月」と書かれている(笑)高校生だったのは最初の方だけだ！(笑)
デスノはヴィジランティズムの物語だとか書かれているんだけどなんだそれは。
あとアマゾンのレビューで「デスノよりクロスファイアの方が発表が早い、大場つぐみは確実にこのクロスファイアを読んでいる」とか言っている人がいたけど、それはどうかな・・・

そんなことより、作中にすっごいいっぱい
「おっつかっつ」「側杖を食う」
の言葉が出てきたのが気になる…意味は分かる…しかし、生まれてから今まで他の著書の本を読んでいてこの言葉が出てきたのを見たことがない。私の読書量が足りないのかもしれないけど･･･(￣□￣;)
一回くらいなら流したろうが、宮部みゆきの文章にはめっちゃいっぱいこの二つが出てくる…
「どっこいどっこい」とか「巻き添えをくう」では駄目なのか…おっつかっつじゃないと駄目なのか…なんかすごい気になるよ…